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熱帯の真実の表紙

熱帯の真実

カエターノ・ヴェローゾ/国安真奈/中原仁/岸和田仁

出版社
アルテスパブリッシング
発売日
2020年09月28日頃
ISBN
9784865592184
レビュー
4.7(3件)
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あらすじ・内容紹介

ブラジル音楽界の至宝が激動の時代を縦横に語る
自伝的哲学的随想、ついに邦訳刊行!

50年以上にわたってブラジルのポピュラー音楽界をリードし続けてきた
最重要ミュージシャンのひとりで、カエターノ・ヴェローゾが
類い希な知性を発揮した著書“Verdade Tropical”の全訳をお届けします。

日本でも熱烈なファンの層が厚いブラジル音楽のなかでも、
カエターノ・ヴェローゾはその革新的な音楽性が最大級に評価されていて、
来日も4度を数えるスーパースターです。

生まれ育った街サント・アマーロでの幼少期の記憶に始まり、
“ボサノヴァの神様”ジョアン・ジルベルトとの衝撃の出会い、
プロのミュージシャンとしての道を歩み始める若き日々、
劇作家・哲学者・詩人・作家などとの豊かな交流、
ジルベルト・ジルやムタンチスらとともに牽引した
60年代トロピカリズモ・ムーヴメントの詳細、
プレスリーやビートルズ、ストーンズなど欧米のロックからの影響、
そして軍事政権下で拘束された2ヶ月と亡命先ロンドンでの2年間……

1950年代から70年代にかけてのブラジルの音楽と文化、社会、政治を語った
この大著は、ブラジルで1997年、大名盤『リーヴロ(本・書物の意)』とともに発表されたもので、
その全訳に、20周年記念版(2017年)の新たな(長大な)序文を加えたのが本書です。

改行が少なくてうねうねと続く複雑で独特な文章を翻訳したのは、
音楽ファンからの信頼も篤いポルトガル語通訳・翻訳の第一人者、国安真奈さん。
そして、訳者あとがきでの各章の解題に加えて、
J-WAVE「サウージ!サウダージ」でもおなじみの音楽プロデューサー/ラジオ番組製作者の中原仁さんと、
「ブラジル特報」編集人・岸和田仁さんのおふたりに、解説をご寄稿いただきました。
読み応えのある本編を理解するうえでの頼もしいガイドとしてお役立てください。
カルメン・ミランダはサンバを踊れなかった(新版・序)
イントロ

[パート1]
エルヴィスとマリリン
ベターニアとレイ・チャールズ
バイーア間奏曲

[パート2]
トランス
有意義な風景
ドミンゴ
バイウーノス
アレグリーア・アレグリーア
日曜日の公園で
トロピカーリア
2002
具象詩
シコ
前衛であること
食人習慣
パニス・エ・シルセンシス
禁ずることを禁ずる
チヴィーノ・マラヴィリョーゾ

[パート3]
ナルシスの休暇

[パート4]
バーハ69
ロンドン・ロンドン
リングア
選択的親和性
愛せ、さもなくば去れ
バック・イン・バイーア
アラサー・アズル
小径

訳者あとがき  国安真奈

[解説]本書読者のためのカエターノ・ヒストリー  中原仁
[解説]非バイーア的バイアーノ──哲人カエターノを育んだトロピカルな人的多様性  岸和田仁

人名索引

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