ブクミル 本のレコメンド診断 | 選ぶだけで、読みたい本を知る。
冤罪をほどくの表紙

冤罪をほどく

中日新聞編集局/秦融

出版社
風媒社
発売日
2021年12月09日頃
ISBN
9784833111447
レビュー
4.3(11件)
楽天ブックスで見る(参考価格 1,980円) → Amazonで見る →

あらすじ・内容紹介

「私は殺ろして いません」─。獄中で無実を訴え、十二年間書き続けた三百五十余通の手紙…。冤罪の罠にとらわれる〈供述弱者〉の存在を明るみに出し再審無罪へと導いた画期的な調査報道は、いかにして可能となったか。石橋湛山記念・早稲田ジャーナリズム大賞受賞。2022年、講談社本田靖春ノンフィクション賞受賞。
1 「私は殺ろしていません」─無実を叫ぶ三五〇通余の手紙─
冤罪の調査報道の始まり /「検事さんへの手紙」は何を意味する?
「障害」の可能性/供述調書は迫真性のある“作文”でしかない
フェイク情報に踊らされる 県警の「前時代的な捜査」
“たたき割り”捜査の犠牲者は二人/埋もれていた“もう一つの”冤罪事件
警察署長は会見でしらを切った/獄中からの手紙は「真実の声」

2  彼女は発達障害かもしれない
取材班の立ち上げは「下町ロケット」方式/冤罪報道の限界
なぜ娘は殺人犯に?/獄中からの手紙をデータ化
彼女は発達障害かもしれない/無実なのに自白
その自白は「生きづらさ」が引き金に/待ち焦がれた褒め言葉
「発達障害」だけではなく/見過ごされがちな「グレーゾーン」の人
職場で深めた孤独感/過去にも発達障害の人が冤罪に
愛着障害という名の「心の渇望」

3  獄中鑑定  ─供述弱者とは─
獄中で自殺未遂/“誰か”がやらねば… 再審を引き受けた弁護士の思い
「娘を救いたい」─父の焦り/「再審をやめたい」
ある刑務官の存在/災いを転じて福となす
許可された獄中鑑定/二四人の裁判官が見逃した自然死の可能性
弁護人も気づかなかった障害/供述弱者─司法の闇に埋もれる犠牲者たち

4  冤罪をほどく
「ゲラを見せてほしい」/初めて知った障害「もしかしたらとは…」
無防備な“少女”が落ちた“わな”/県警に広がった波紋
文通で見えた冤罪への“仕掛け”/自白は「警官や検事による誘導」
再審開始決定の背景に一七年前の棄却 ─/「足利事件」で冤罪を導いた裁判官
なぜ冤罪を見抜けないのか /えせ科学と自白偏重─無実の罪に陥れるカラクリ
呼吸器事件と足利事件に重なる捜査手法/自ら障害を明かす決意   
日弁連の支援決定/刑事課長になったA刑事に直撃   
隠されていた“無罪”の証拠/クリスマスイブの誕生パーティー   
「被告人」ではなく「西山さん」/真っ白な無罪判決

5  国賠訴訟へ
「勝利」への道のり/謝罪なき捜査機関の反応

エピローグ なぜ裁判官は冤罪を見抜けないのか
裁判官が“無罪判決”を避ける理由/変遷する自白は信用しないのが“常識”
再審に立ちふさがる最高裁

あとがき

『冤罪をほどく』が好きな人には、こんな本

内容の近さをもとに、専門から似た読み味の本を選んでいます。

あなたにハマる専門を診断する

3つの質問にこたえるだけで、専門からあなた好みの10冊をレコメンドします。