あらすじ・内容紹介
2026年に没後20年を迎える指揮者、岩城宏之。その最後の一年を詳細に追い、世界に先駆けた男の真価を改めて問う、入魂のドキュメンタリー。生前岩城と親しかった関係者二十五人に取材を行い、知られざる指揮者の実像を明らかにした、唯一の評伝である。
第一章 生涯一指揮者
夢の中の第九
打楽器に目覚める
NHK交響楽団指揮研究員に
カラヤンの教え
NHK交響楽団の世界演奏旅行
第二章 合唱指揮者、現代音楽への挑戦
山田和樹の証言
合唱指揮者として
「五つのルシャン」
お義理拍手事件
ウィーン・フィルの定期に
ハルサイ事件
オーケストラ・アンサンブル金沢
クラシックの総本山で公演
第三章 ベートーヴェン全交響曲連続演奏会
「クロワッサン」の取材
始まりは二〇〇三年
二〇〇四年の「振るマラソン」
二〇〇五年、最後の挑戦
第四章 人生最後の演奏会
余命一カ月
最後の演奏会
叶わなかった願い
最後の日々
人生の旬
岩城宏之 年譜
あとがき
取材資料