あらすじ・内容紹介
「いい詩には、ひとの心を解き放ってくれる力があります。
いい詩はまた、生きとし生けるものへの、いとおしみの感情をやさしく誘いだしてもくれます。」
(茨木のり子著『詩のこころを読む』(岩波ジュニア新書)より)
本書『おんなのことば』は、茨木のり子の詩作のベストオブベストが収録された、童話屋刊・第一詞華集です。
精神の高い詩ばかりを集めて編んでみると、
「自分の感受性くらい」を冒頭に置き、「汲む」でしめくくるという贅沢な編集になりました。
茨木のり子さんの詩は、精神が弛緩してしまった現代の日本人を、将来救うことになる、と編者はかたく信じています。
自分の感受性くらい/見えない配達夫/女の子のマーチ/子供時代
娘たち/みずうみ/待つ/さくら/六月/わたしが一番きれいだったとき
あほらしい唄/行動について/海を近くに/夏の声/二人の左官屋
花ゲリラ/この失敗にもかかわらず/問い(人類は)/一人は賑やか
はじめての町/生きているもの・死んでいるもの/大学を出た奥さん
私のカメラ/最上川岸/知命/落ちこぼれ/聴く力/食卓に珈琲の匂い流れ
おんなのことば/大男のための子守唄/友人/問い(ゆっくり考えてみなければ)
感情の痩せっぽち/十二月のうた/汲む …全35編