あらすじ・内容紹介
EBM確立に向けた技術から始まる、臨床家88人の熱き挑戦!
理学療法にEBMが重要であることは、今さら改めて言うまでもないだろう。しかし、理学療法の技術特異性とこれまでの歴史から、参考となる研究が多いとはいえないことも事実である。その中で、先行研究を発想の起点と考えることには限界がある。理学療法の臨床はアイデアの宝庫であり、経験から導き生み出されるその技術・知識は、非常に優れたものが多いが、先のEBMという障害のため、まだまだ世間に公表されていないものが存在する。
そこで本書は、眠っているダイヤの原石(技術)に焦点をあて、全国各地で活躍している臨床家に「自身が考え発想した独自性のある臨床技術のみ」を、現在の最新知見をもとに述べてもらった。ここにはEBMはまだないが、脳天から尾骨までを突き抜けるような衝撃と、未来を明るくする治療のヒントが詰まっている。ここで紹介した技術は、今後検証を重ね、確立したものへと昇華していくだろう。
現場で暗中模索しながら悩み苦しんでいる新人から、治療の行き詰まりを感じている上級の臨床家まで役立つ、他に類を見ない書である。ぜひ一読を勧める。