あらすじ・内容紹介
『自衛隊とは何か 「軍隊に擬制した行政組織」という本質』
隈 裕資(くま・ゆうすけ)著(防衛事務官)
創隊以来、「軍隊なのか」と問われ続けてきた自衛隊。本書はこの問いに対し、「自衛隊は軍隊ではない」と明確に結論づける。その根拠は、憲法解釈ではなく組織の本質にある。軍隊と行政組織の特性・機能・制度を比較し、自衛隊の組織、権限、活動を精査すると、その実態は“軍隊に擬制した行政組織”であることが浮かび上がる。外見は軍隊でも、本質は異なるのである。さらに本書は、この構造が不測事態への対応や自衛官の地位に及ぼす影響を指摘し、日本の防衛法制の根本的課題を提示する。自衛隊の実像から国防のあり方を問い直す一冊!