特集1 公共交通・地域交通の未来─多様な地域を失わないために 特集2 障害者をめぐる課題と自治体の役割を考える(2026年8月号)
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鉄道やバス路線の削減・廃止が相次いでいます。少子化などによる人口減
を背景にした、不採算や人手不足が理由とされています。この問題は中山間
地などに限ったことではなく、いまや都市部でも公共交通の維持が課題とな
っています。特集1では、単に移動手段というだけでなく、人々の暮らしを支え、地域を
維持するために欠かせない公共交通・地域交通の現状と未来を考えます。
完璧な人間はいません。障害の有無にかかわらず、一人ひとりが人間とし
て尊厳を持って生きること。それこそが、私たちの社会の原点であるはず
です。特集2では、その原点に立ち返り、「障害のある人と共に生きる社会」を実現す
るために、自治体が果たすべき役割を考えます。
特集1 公共交通・地域交通の未来─多様な地域を失わないために
廃線問題から考える公共交通の現状と論点ー国の責務と自治体の役割 ●桜井 徹
廃線の危機に立ち向かう
─地域エゴを利用した自治体分断による廃線への対処について ●風呂本武典
「マイナスの社会実験」から社会的投資へ
─福井「えちぜん鉄道」の軌跡 ●伊東尋志
地域公共交通の危機と「共創」によるリ・デザイン ●野村 実
交通税について考える─滋賀県における検討状況から ●瓜生昌弘
特集2 障害者をめぐる課題と自治体の役割を考える
人間を優生・劣生で差別的に区分することを否定する
-日本国憲法の基本原則を無視した法律に基づく行為が教えていること ●池上洋通
「18歳の壁」と向き合う
-放課後等デイサービスの意義と卒業後の支援 ●穴見れいな
障害福祉事業所の現状と課題
-「尊厳の保障」と「市場化」の狭間で自治体がなすべきこと ●雨田信幸
第30回全国小さくても輝く自治体フォーラム㏌矢祭町─小さくても輝く町村づくりを学び、共に考える
●田開寛太郎/朝岡幸彦/水谷利亮/平岡和久/吉川貴夫
【連載】
汚された水─PFASを追う 汚された水─PFASを追う
第23回 公害の教訓を忘れた四日市市とPFAS汚染 ●松岡武夫
自維連立政権合意書を検証する
第2回 インテリジェンス政策を検証する ●山口真美
加速する日本列島軍事要塞化─対抗する地方自治の現場から
第8回 福岡・築上町 米軍との一体化が強まる築城基地 ●徳永克子
自治体で働く青年の想い 自治体で働く青年の想い
第15回 毎日1回は必ず笑顔になれる仕事 ●久保 薫
書評 中山 徹 編著、田中煕巳・渡久地政志・達可洋平 著
『いま、核のない世界を築くために─新しい戦前に直面する地域・自治体の役割』 ●白藤博行
自治体問題研究所第66回定期総会報告
いわゆる副首都法案の制定に反対する声明 ●自治体問題研究所理事会
表紙写真 ●大坂 健
スケッチ ●芝田 英昭