あらすじ・内容紹介
天下人秀吉の後継者として、関白職に任官し、羽柴宗家の家督を継承した豊臣政権のキーパーソン・秀次。
秀長に次ぐナンバー3として政権で重要な位置を占めながらも、切腹に追い込まれた悲劇の関白の実像に迫る。
軍事・外交・領国支配をはじめ、いまだ謎の多い切腹事件などを新研究・新視点で解明!
気鋭の研究者たちによる12本の書き下ろし論考と、羽柴一門衆時代に発給した122通の秀次文書を全文掲載。
第一部 一門衆時代の秀次
1 一門衆時代の秀次の発給文書 黒田基樹
2 宮部継潤と秀次 諏訪勝則
3 三好康長と秀次 諏訪勝則
4 一門衆時代の秀次の軍事・外交活動 黒田基樹
5 小田原合戦における秀次 柴裕之
6 奥羽仕置における秀次 柴裕之
7 羽柴秀次と尾張 山下智也
第二部 秀次の羽柴宗家相続と公家・朝廷
1 秀次の関白職相続 小川雄
2 秀次の妻と子供たち 小川雄
3 秀次の文芸政策 諏訪勝則
4 『言経卿記』『兼見卿記』にみえる秀次 岸野達也
5 秀次は自発的に切腹したのか 跡部信
付録 羽柴秀次発給文書(天正十九年まで) 黒田基樹