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会社にお金が残る 精緻な損益計画と資金繰り表の表紙

会社にお金が残る 精緻な損益計画と資金繰り表

篠崎 啓嗣

出版社
マネジメント社
発売日
2026年09月24日頃
ISBN
9784837805571
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あらすじ・内容紹介

長期間にわたって経済は低迷し、日本はすでに経済力二流、三流の国になっている。バブル経済が弾けた平成時代は「失われた30 年」とも揶揄され、この間、成長著しいアジアの諸外国に追い越され、なかなか回復してこないというのが、長年財務コンサルタントをしている著者の実感である。
 中小企業が元気でなければ日本全体の経済力が復活することはない。日本全体の経済力は、99%以上を占める中小企業がいかにつよくなるかにかかっている。
 本書は、中小企業がどのように「長期間にわたってつよい会社」にできるかを解説したものである。その骨子は、精緻な経営計画と財務戦略を構築し、銀行とのエンゲージメントを高めることである。
 VUCAの時代といわれる現代では、昨日の成功体験が今日の正解である保証はどこにもない。そんな不透明な時代において、根拠のない「前年比5%」といった目標を掲げるだけの経営計画は、計画とは呼べず、単なる「願望」に過ぎない。
 多くの中小企業経営者は、心のどこかで危機感を感じている。
「利益は出ているはずなのに、なぜか手元の現金が増えない」
「銀行から新しい融資を引き出したいが、今の計画書では説得力に欠けると言われた」
「売上目標は達成しているが、現場が疲弊し、資金繰りだけが苦しくなっている」
 これらの悩みはすべて、「精緻な損益計画」と「資金繰り」が連動していないことに起因している。
 本書の目的は、見やすい計画書を作ることではない。「銀行が迷わずハンコを押すレベルの精緻な計画」を立て、それを資金繰りにまで落とし込む技術を習得していただくことにある。銀行は経営者の「熱意」を評価しない。評価するのは、その計画に「実現可能性」があるかどうか、ただ一点である。
● なぜその売上が上がるのか(客観的な市場分析はあるか)
● その売上を上げるために、どれだけのコストと人員が必要か
● 売上が入金されるまでの間、資金はショートしないか
● 万が一計画が下振れした際、返済原資はどう確保するのか
 これらの問いに対して、数字で明確に答えられる経営計画書。それこそが、銀行にとっての「良い計画書」であり、会社を守る最強の武器になるものだ。
 本書は理論だけで構成された教科書ではない。著者が多くの現場で培ってきた、泥臭くも確実な「実力行使」の手法を凝縮した。会社を長期間安定成長させることは不可能ではない。そのために経営者は何をすべきかが本書にまとめられている。
 Chapter 1 〜 Chapter4 では、過去の分析から戦略立案までの「思考の型」を示す。Chapter 5 では、業種や規模に応じた具体的な戦術を展開。Chapter 6 以降で、銀行交渉術と資金繰り表の作成実務を徹底的に解説する。
 本書の内容をマクターすれば、経営者にとって最重要の仕事が何であるかがわかる。長期にわたって鉄板経営を続けていくための要点が理解できるだろう。

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