あらすじ・内容紹介
富士山南麓には、深良用水と須山口登山歩道という、「水」と「道」が織りなす動態的文化景観が今も息づいています。しかし、これらは観光ガイドにも学術書にも十分に扱われておらず、地域の文化景観としての価値が体系的にまとめられた書籍は存在しません。
本書は、2006(平成18)年の卒業研究および2008(平成20)年の修了研究を起点とし、その20年後に改めて現地を定点観測したフィールドワークの成果を現代の視点で再構成したものです。過去の論考と現在の調査・保全の現状を統合し、動態的文化景観の未来像を提示します。