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対象関係論に学ぶ心理療法入門 2の表紙

対象関係論に学ぶ心理療法入門 2

祖父江 典人

出版社
誠信書房
発売日
2026年08月01日頃
ISBN
9784414417258
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あらすじ・内容紹介

『対象関係論に学ぶ心理療法入門──こころを使った日常臨床のために』の続編。
前書は、クライン派の対象関係論の解説を中心に、境界例やパーソナリティ障害等の症例の介入法について解説したが、本書は、その後の10年間で増加してきた自閉スペクトラム症や虐待後遺症等の愛着障害系も取り上げた。特に、面接の導入期から終結期までのいわば「心理療法の航海図」を示しつつ、実践的介入法を事例で示しながら解説。さらに、願望が絶たれた哀しみに寄り添うモーニングワークのプロセスを、精神分析の枠外の技法取り入れながら、いかに進めるかも解説した力作。

 
はじめに

第1部 面接プロセス理解のための基礎知識

第1章 今日の臨床現場──自我脆弱群の登場
 1 自我脆弱群とは

第2章 心的防衛機制と病態水準
 1 パーソナリティの統合度を軸にした病態水準の解説

第3章 各病態の不安/願望の特徴
 1 依存(愛着)に関する各病態の不安/願望
 2 攻撃性に関する各病態の不安/願望
 3 自己愛に関する各病態の不安/願望

第2部 面接プロセス実践のための基礎知識

第4章 見立てのポイント──大枠
 1 「病前性格」「心的防衛機制」「発症契機」について

第5章 「なぜ」という問いの重要性
 1 クライエント理解の勘所──「なぜ」という問い
 2 「なぜ」という疑問から、「どうして/どういうわけで」という問いかけへ

第6章 面接プロセスはいかに進むのか
 1 面接プロセス〈導入〉
 2 面接プロセス〈初期〉──地ならしの時期
 3 面接プロセス〈中期〉──モーニングワークのプロセス
 4 面接プロセス〈終期〉──「哀しみの自己物語」から「地に足の着いたアイデンティティの再確認/再構成」へ

第3部 面接プロセスの実践例

第7章 神経症編
 1 シンプルな神経症──不安性障害:「アイデンティティの再確認」(終期)まで進んだ事例
 2 シンプルでない神経症──身体表現性障害:「アイデンティティの再確認」(終期)の途上まで進んだ事例

第8章 自我脆弱群編
 1 思春期うつ──親理解を通して自己理解へと進み、「アイデンティティの再構成」(終期)まで進んだ事例
 2 壮年期うつ──転移を扱い、「哀しみの自己物語」(中期2)までにて終結した事例
 3 摂食障害女子──「哀しみの自己物語」(中期2)の緒に就いたところで中断した事例
 4 精神分析的心理療法に向いていない事例──美容整形型、コンビニ型、他人のせい型、他人任せ型、イデオロギー型
 5 薄皮の自己愛──内的マネージメントを活用し「アイデンティティの再構成」(終期)まで進んだ事例
 6 高機能ASDの女性──知的なレベルで「アイデンティティの再構成」に進んだ終結例
 7 第3部総括

あとがき──硬直化した「おとぎ話」に侵食される現代社会
参考文献
索引

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