あらすじ・内容紹介
映像作品で描かれる「夢」は、寝ているときに見る夢だけではない。登場人物の希望や願望、未来への憧れや夢想といった体験もまた、「夢」として表現される。
高畑監督はキャラクターの心理状態を映し出す表現として「夢」を効果的に用い、そこには年齢によって変化する監督自身の関心や心理も投映させてきた。
高畑監督の12作品で描かれた「夢」表現を、レビンソンのライフサイクル論を手がかりとして分析した本書は、今後のアニメーション研究に新たな展開をもたらすだろう。
本書で取り扱う作品:
『太陽の王子 ホルスの大冒険』/『アルプスの少女ハイジ』/『母をたずねて三千里』/『赤毛のアン』/『セロ弾きのゴーシュ』/『じゃりン子チエ』/『柳川掘割物語』/『火垂るの墓』/『おもひでぽろぽろ』/『平成狸合戦ぽんぽこ』/『ホーホケキョとなりの山田くん』/『かぐや姫の物語』