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バッハ=魂のエヴァンゲリストの表紙

バッハ=魂のエヴァンゲリスト

礒山 雅

出版社
講談社
発売日
2010年04月12日頃
ISBN
9784062919913
レビュー
★4.4(8件)
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あらすじ・内容紹介

なぜ心にこれほど深い慰めをもたらすのか。人生への力強い肯定を語るのか。「神の秩序の似姿」に血肉をかよわせるオルガン曲。聖の中の俗、俗の中の聖を歌い上げるカンタータ。胸いっぱいに慈愛しみ渡る≪マタイ受難曲≫……。300年の時を超え人々の魂に福音を与え続ける楽聖の生涯をたどり、その音楽の本質と魅力を解き明かした名著、待望の新版。


心に深い慰めを
300年の時を超え魂に福音をもたらす生涯と作品、その魅力のすべて

なぜ心にこれほど深い慰めをもたらすのか。人生への力強い肯定を語るのか。「神の秩序の似姿」に血肉をかよわせるオルガン曲。聖の中の俗、俗の中の聖を歌い上げるカンタータ。胸いっぱいに慈愛しみ渡る≪マタイ受難曲≫……。300年の時を超え人々の魂に福音を与え続ける楽聖の生涯をたどり、その音楽の本質と魅力を解き明かした名著、待望の新版。

人間の小ささ、人生の空しさをバッハはわれわれ以上によく知っているが、だからといってバッハは人間に絶望するのではなく、現実を超えてより良いものをめざそうとする人間の可能性への信頼を、音楽に盛りこんだ。その意味でバッハの音楽は、切実であると同時に、きわめて楽天的でもある。バッハの音楽を聴くとき、われわれは、人間の中にもそうした可能性があることを教えられて、幸福になるのである。--<本書より>

※本書の原本は1985年4月、東京書籍より刊行されましたが、学術文庫版刊行にあたり、大幅に改訂を加えました。
第1章 伝統からの巣立ちーー誕生からアルンシュタット時代まで
第2章 若き日に、死をみつめてーーミュールハウゼン時代
第3章 オルガンに吹きこむ、人間の生命力ーーワイマール時代1
第4章 青春の抒情、新様式のカンターターーワイマール時代2
第5章 幸せなる楽興の時ーーケーテン時代1
第6章 バッハの家庭と教育ーーケーテン時代2
第7章 音楽による修辞学ーーライプツィヒ時代1
第8章 ≪マタイ≫へ向けての慈愛の熟成ーーライプツィヒ時代2
第9章 時流の外に新しさを求めてーーライプツィヒ時代3
第10章 数学的秩序の探求ーーライプツィヒ時代4
補章 二十世紀におけるバッハ演奏の四段階

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