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EU 統治の論理と思想の表紙

EU 統治の論理と思想

庄司 克宏

出版社
岩波書店
発売日
2025年11月25日頃
ISBN
9784004320890
レビュー
4.0(7件)
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あらすじ・内容紹介

イギリスの離脱、移民や難民の増大、極右勢力の台頭、多様化する性……。様々な問題に直面し岐路に立つEU。壮大な実験はどこへ向かうのか。激動する世界の中で、どんな意味をもつのか。超国家的統合の実態や意義を明解に説き好評を博した前著『欧州連合』を大幅に改訂。これからの国際社会を展望するための新たな基本書。
 はじめに

第1部 EUの実像ーー超国家的統治体の仕組み

 第1章 統治機構としてのEU
  1 何を行うのかーーEUの機構と仕事
  2 EUと国家の共同統治
  3 EU統合における非対称性
 第2章 EUと国家の役割分担
  1 欧州統合プロジェクトの開始
  2 EUを担う人々
  3 モネ方式と欧州ポピュリズム
 第3章 EUはどこまで拡大するか
  1 拡大のプロセス
  2 コペンハーゲン基準と拡大疲れ
  3 拡大戦略の見直し
  4 EUに加盟しない選択
  5 イギリスのEU脱退

第2部 EUを動かす論理ーー国家主権を超えて

 第4章 域内市場の論理
  1 経済統合が抱える矛盾ーーロドリクの仮説
  2 欧州統合三角形モデル
  3 規制権限の所在と民主主義
 第5章 自由移動と各国文化
  1 EUと文化
  2 物の自由移動はどこまで認められるのか
  3 労働者の自由移動が問われるとき
  4 サービスの自由移動と人権
 第6章 EU市民権の論理
  1 経済アクターからEU市民へ
  2 EU市民権に基づく移動・居住の自由
  3 国境を越えて移動していないEU市民
  4 ジェンダー平等の原則ーー同性婚は保護されるか
 第7章 単一通貨の論理ーーユーロの仕組み
  1 経済通貨同盟
  2 欧州中央銀行の独立性と正当性ーー金利を決めるのは誰か
  3 加盟国の経済・財政政策と安定・成長協定ーー財政赤字の「禁止」
  4 銀行同盟

第3部 EUのトランスナショナル・ガバナンスにおける対外的側面

 第8章 トランスナショナル・パワーとしてのEU
  1 EUのトランスナショナル・ガバナンス
  2 カシス・ド・ディジョン判決とトランスナショナル・ガバナンス
  3 ブリュッセル効果という現象ーートランスナショナル・パワー
  4 ブリュッセル効果の事例
 第9章 シェンゲン領域と難民問題
  1 シェンゲン領域とトランスナショナル・ガバナンス
  2 二〇一五年欧州難民危機ーーシェンゲン領域の機能不全
  3 「移民・庇護協約」--機能不全の解消に向けて
  4 難民問題の外部化
 第10章 アジア太平洋とEU
  1 地域現象としての欧州統合
  2 アジア太平洋の統合とEUベンチマーク
  3 トランス・タスマン相互承認取り決めとEU制度の内部化
  4 日EU規範形成パートナーシップ

  あとがき
  参考文献

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