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歴史の中の多様な「性」の表紙

歴史の中の多様な「性」

三橋 順子

出版社
岩波書店
発売日
2022年07月19日頃
ISBN
9784000256759
レビュー
4.8(5件)
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あらすじ・内容紹介

LGBTの権利をめぐって日々議論が巻き起こっている。しかしそもそも日本において異性愛規範が強化されたのは西洋化以降であり、アジアでは豊かな性別越境文化が築かれていた。「伝統的」な性とは何か? 抑圧の中で文化をつないだ性的マイノリティたちの歩みを多彩な文献に基づいて活写し、現代の「性の多様性」に一石を投じる。
はじめにーー地に足の着いた「多様性」へ

1 「性」の多様性の再検討
 第1章 近代的ジェンダー・セクシュアリティ観を疑う
 第2章 性別越境文化の論理
 第3章 同性間性愛文化の普遍性

2 日本の性愛文化史ーー中世から現代へ
 第4章 藤原頼長のセクシュアリティーー『台記』にみる男色関係
 第5章 薩摩藩における男色の系譜ーー「兵児二才(へこにせ)」制と学校文化
 第6章 説話の中の性別越境ーー江戸相撲、強豪力士は女だった?
 第7章 「文明開化」は抑圧の始まりーー異性装禁止とその拡大
 第8章 近代社会と男装者ーー女性という社会的制約の中で
 第9章 女装世界の二〇世紀ーートランスジェンダー・カルチャーの構造
 第10章 レズビアンの隠蔽ーー概念の欠落とロールモデルの不在

3 アジアの性別越境文化ーーインド・中国・朝鮮半島
 第11章 インドーー「ヒジュラ」に学ぶサード・ジェンダー
 第12章 中国ーー女装の美少年・「相公(シャンコン)」
 第13章 朝鮮半島ーー芸能集団「男寺党(ナムサダン)」の稚児とその起源

4 歴史の中の多様な「性」
 第14章 「伝統的」な「性」の在り様とは何か?

  文献一覧
  初出一覧
  あとがき

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