あらすじ・内容紹介
老後のお金の"常識"を疑え。
「とにかく貯金」は、いちばん効率の悪い老後対策だったーー。
元国税調査官のベストセラー作家が、年金・iDeCo・NISA・住まい・退職手続き・保険・相続まで、「知っているかどうか」だけで数百万円、数千万円の差がつく老後のお金の知識を1冊にまとめました。
老後の準備といえば「貯金を増やすこと」だと考えていませんか。
しかし、人は何歳まで生きるか分かりません。老後の生活費を月1万円上乗せするだけでも、60歳時点で約500万円の預貯金が必要になります。貯金は長生きするほど減り、大きな病気ひとつで吹き飛びます。
一方、公的年金は何歳まで生きても受け取れる「終身」の収入です。年金、住居、保険で老後のリスクをバランスよくカバーするほうが、貯金を増やすよりはるかに効率的ーーそれが本書の結論です。
■本書で分かること
・厚生年金だけでは、サラリーマンの老後は「生活保護基準以下」になりかねない
・受給開始を75歳まで繰り下げれば、年金は84%増える
・iDeCoは「掛け金が全額所得控除」。同じ1万円を貯めるのに、普通の貯金より2〜3割有利
・2026年12月からの拠出限度額引き上げなど、iDeCo・国民年金基金の最新改正に対応
・株は売買益ではなく配当狙いで。NISA、ETF、純金投資との正しい付き合い方
・持ち家と賃貸、100歳まで生きると実質負担の差は2440万円にもなる
・「退職金の税金は完結しています」を信じてはいけない。退職した年の税金は還付漏れだらけ
・失業手当、配偶者や子どもの扶養、健康保険の「任意継続」、社会保険料の前納で手取りを守る
・高齢になってから医療保険・生命保険を削るのが危ない理由
・生命保険なら「500万円×法定相続人の数」まで無税で資産を渡せる
・住んでいた家の土地は相続税評価額が8割減。「小規模宅地等の特例」と「家なき子特例」の使い方
・「老後の離婚」「老後の結婚」で年金と相続はどう変わるか
■こんな方におすすめ
・定年が視野に入ってきた40代・50代の会社員、公務員
・退職を目前に控え、手続きで損をしたくない方
・「老後2000万円問題」に不安を感じている方
・国民年金だけでは心細い自営業・フリーランスの方
・親の老後や相続が気になり始めた方
国は、もらえるお金や戻ってくる税金のことを、わざわざ教えてはくれません。知らなければ、損をしたことにすら気づかないまま老後を迎えることになります。定年前に必ず読んでおきたい1冊です。
【目次】
はじめに
第1章 現金預金にこだわるな!
第2章 iDeCoをちゃんと知っておこう
第3章 間違った老後資金の増やし方
第4章 「住む場所」に要注意
第5章 知らないとヤバい退職前後のお金の手続き
第6章 高齢者が保険を削るのは危ない
第7章 相続対策も必要
おわりに