あらすじ・内容紹介
答えはいつもふたつある。
吉田篤弘が、京都の街を歩きながら
「本当にそうか?」と考えたこと。
ミシマ社創業十周年記念企画
この街で考えたことを、これまでに何冊かの本に書いてきた。ただ、それらのほとんどは小説だったので、物語のどの部分が京都で考えたことであるかは判らない。いまこうして書き始めたこの本は小説ではなく、京都で考えたことをありのままに書こうという本である。――本文より
Ⅰ 怪物と忘却
見えない目次
バオローテイ
円卓の騎士
チェシャ猫の笑い
地球の外から来た友人
Ⅱ ふたつの怪物
なぜ、地球は回っているのか
答えはいつもふたつある
圏外へ
ひそやかな水の力
冬のスパイ
Ⅲ 中庭の怪物
剥製工場
読まない測量師
言葉の森
本当のこと
スリンク――掌編小説
あとがき