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親を見送って、はじめて自分の人生が始まるの表紙

親を見送って、はじめて自分の人生が始まる

上野利惠子

出版社
きずな出版
発売日
2026年08月10日頃
ISBN
9784866633466
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あらすじ・内容紹介

親が亡くなったあと、人は何を思い、どう生きていけばいいのでしょうか。

深い悲しみ、後悔、罪悪感、そして不思議なほどの安堵感ーー。親を見送った人の心には、一言では表せないさまざまな感情が押し寄せます。しかし、多くの人は、その複雑な気持ちを誰にも話せず、「こんなふうに感じる自分はおかしいのではないか」と戸惑いながら日々を過ごしています。

本書は、そんな誰もが経験する「親を見送る」という人生最大級の出来事を、悲しみだけでは終わらせない一冊です。

親を失うことは、人生の終わりではありません。むしろ、「親がいる人生」が終わり、「自分自身の人生」を本当の意味で歩き始める転機なのだと、本書は静かに語りかけます。

介護が終わったあと、ふと訪れる空白。
「これから何を楽しみに生きればいいのか」
「老後はどうなるのだろう」
「自分も親のような人生を歩むのだろうか」

そんな漠然とした不安の正体を一つひとつ丁寧にほどきながら、「人生後半をどう生きるか」という問いへと読者を導いていきます。

本書では、お金や健康、介護、孤独、人間関係、仕事との向き合い方など、人生後半に誰もが直面する現実にも触れています。しかし、不安を煽ることが目的ではありません。

老後を豊かにする人と苦しくする人の違いは何か。
親の人生から何を受け取り、何を手放せばいいのか。
そして、残された30年をどうすれば自分らしく生きられるのか。

25年以上にわたり高齢者と向き合い、多くの人生の最終章を見届けてきた経験から導き出された言葉には、机上の理論ではない重みと温かさがあります。

本書には、「もっと前向きになりましょう」といった励ましはありません。涙を急かすことも、悲しみを忘れさせようとすることもありません。ただ、「どんな感情もあなたにとって自然なものです」と静かに寄り添いながら、その先の人生へ目を向ける勇気を与えてくれます。

親を見送ったばかりの人はもちろん、いま親の介護をしている人、親の老いを感じ始めた人、そして50代・60代を迎え、自分自身のこれからを考え始めたすべての人へ。

人生100年時代と言われる今、親を見送ったあとにも、まだ20年、30年という長い時間が残されています。その時間は、不安だけの時間ではなく、これまで以上に自由に、自分らしく生きられる時間かもしれません。

人生は、親を見送って終わるのではない。
そこから、ようやく自分の人生が始まるーー。

この一冊は、人生後半を後悔なく歩むための、温かな道しるべとなるでしょう。

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