あらすじ・内容紹介
「ネット右翼」を培養し、偏見、差別、ヘイトのはびこる言論空間。この20年、花田紀凱編集長が手がけたのは、そういう雑誌だった。誰よりも雑誌を愛し、つねに売り上げを求める。自分は右翼でも右派でもないのに、事実軽視の歴史修正主義に染まる。そんな花田紀凱責任編集の『WiLL』『Hanada』は、なぜ時代の波に乗れたのか。本書は、300冊近い花田雑誌を読み込みながら、その実像に迫った初の試みだ。
プロローグ さらば編集長、花田紀凱!
第1章 甦った「責任編集」雑誌
第2章 愛国雑誌の“急成長”時代
第3章 最高権力者と一体化するメディアの頽廃
第4章 『Hanada』にとってのモリカケ問題と安倍晋三
第5章 強きを助け、弱きをくじく
第6章 漂流する論壇誌ー【二倍ダーシ】安倍晋三という「主役」を失った雑誌の行方
第7章 南京事件の否定ー【二倍ダーシ】歴史改ざんの実態 その1
第8章 慰安婦問題の矮小化ー【二倍ダーシ】歴史改ざんの実態 その2
第9章 沖縄戦集団自決の「強制」を否定ー【二倍ダーシ】歴史改ざんの実態 その3
第10章 張作霖爆殺事件と徴用工(強制労働)-【二倍ダーシ】歴史改ざんの実態 その4
第11章 右派論壇誌と売上至上主義ー【二倍ダーシ】生涯編集者・花田紀凱の「功」と「罪」
エピローグ 憎悪を収益化するビジネス
あとがき
附 録 「愛国商法」に協力した主要プレーヤーたち
資料1 260冊のタイトル一覧(20年分)
資料2 花田雑誌のお詫びと訂正(全収録)
資料3 政治家登場数ランキング