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雨もキノコも鼻クソも大気微生物の世界の表紙

雨もキノコも鼻クソも大気微生物の世界

牧輝弥

出版社
築地書館
発売日
2021年11月27日頃
ISBN
9784806716273
レビュー
3.8(4件)
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あらすじ・内容紹介

大気圏では、多種多様な微生物が空を飛んで何千キロも旅をしている。
空は微生物であふれていることがわかってきた。
彼らは、どこからやってきて、人間にどんな影響を与えているのか。

気球や飛行機、ヘリコプターを使った独自の微生物採取手法を開発した著者が、
実験・研究の工夫、苦労、成功談などをおりまぜながら、
大気中の微生物の意外な移動の軌跡と、
彼らの気候や健康、食べ物、環境などへの影響を探る、
異色サイエンスノンフィクション。
はじめに

1 黄砂は微生物の空飛ぶ箱船
バイオエアロゾルとは?
タクラマカン砂漠へ。黄砂との出会い
バイオエアロゾルを採取するには
係留気球を使った高高度観測
バイオエアロゾルを見る
大気中の微生物はバチルスばかり
土壌から微生物が飛び上がる“死のダンス”
中国との共同研究体制

2 能登半島は“日本海のアンテナ”
何をもってして黄砂とするのか
黄砂を予測し捉える難しさ
能登には文化もエアロゾルもじかにやってくる
能登半島の上空は慌ただしい
日本海を渡ってくる黄砂は塩辛い
環境微生物の分析方法
海からのバイオエアロゾルの源はマイクロレイヤー
植物の表面はバイオエアロゾルの宝庫

3 雪山はエアロゾルの冷凍庫
北陸豪雪を利用したエアロゾル研究
立山連峰での積雪断面調査
超並列シーケンサーの登場
雪に含まれる微生物
雪山から太平洋へ
黄砂は極上の餌となる─船上培養実験

4 ヘリコプター観測はアルパインスタイル
“極地法”から“アルパインスタイル”へ
ヘリコプター観測
ラーメン物質

5 健康被害から食文化へ─変化のストーリー
真菌も空を飛ぶ
真菌は悪い奴?
感染症にもご注意を!
中国の砂漠への出入り禁止
バイオエアロゾルはいい奴かも
食文化とバイオエアロゾル
誕生!“そらなっとう”
納豆文化の起源

6 日中韓蒙、ドラゴン
再び日中韓での観測へ。そして、モンゴルへ
ジャッカル式サンプラー
フィルターホルダーは弾丸
ゴビ砂漠の観測拠点
東アジアから集まった観測試料
ビッグデータは“ドライ”がお好き
バチルス再考

7 カビとキノコの森林バイオエアロゾル
ナウシカの世界が実在
キノコは面白い
雲をつくる微生物
森林から飛び立つ微生物へ
ラーメン物質の正体

8 シン・バイオエアロゾル研究
黄昏のバイオエアロゾル研究
都市部におけるヒトへの健康影響
都市部を飛びかう微生物
バイオエアロゾルは洞窟の色を変えるのか?

9 風の吹くまま、気の向くまま

おわりに
引用・参考文献
索引

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