あらすじ・内容紹介
今後、日本経済は、一層、グローバル展開を重視することになろうが、その前提となるのが地域金融の整備であると思われる。アジア域内のクロスボーダー債券市場を整備したとしても、またTPPに参加したとしても、各国の家計・市民の生活水準の向上につながらなければ、さらなる成長への途が閉ざされてしまうからである。それだけに、地方分権化や共助社会の考え方が示唆するように、家計と地域のビジネスを、直接的、効率的に結ぶ資金チャンネルの構築が喫緊の課題になる。本書は、日本とアジア諸国の事例を参考にして、地域経済活性化と地域発グローバル化を実現する新しい金融システムを考察、提案する。