あらすじ・内容紹介
世の中には平気で人を欺いて陥れる”邪悪な人間”がいる。
そして、彼らには罪悪感というものがないーー
精神科でカウンセラーを務める著者が診察室で出会った、
虚偽に満ちた邪悪な心をもつ人たちとの会話を再現し、
その巧妙な自己正当化のための嘘の手口と
強烈なナルシシズムを浮き彫りにしていく。
人間の悪を初めて科学的に究明した本書は、人の心の闇に迫り、
人間心理の固定概念をくつがえした大ベストセラー作品である。
はじめにーー取扱いに注意
第一章 悪魔と取引した男
ある強迫神経症患者の場合
第2章 悪の心理学を求めて
モデルと神秘について
生と死の問題
邪悪と罪悪
ナルシシズムと意志
第3章 身近に見られる人間の悪
ロージャーとその両親
ハートレーとサラ
精神病と人間の悪
ブードゥー教の夢
クモ恐怖症
第4章 悲しい人間
はじめに混乱あり
子供か大人か
自分だけのやり方
すてきな機械の夢
勝利なき戦い
邪悪と権力
第5章 集団の悪について
ソンミ村虐殺事件
個人の悪と集団の悪
集団の責任
第6章 危険と希望
悪の心理学の危険性
愛の方法論
訳者あとがき
文庫版出版にあたって