あらすじ・内容紹介
失語症検査の結果を的確に読み解き,訓練に活かす!
言語情報処理モデルを手がかりに,検査結果をどのように解釈し,個々の症例に応じた訓練へ展開していくのかを,やさしく丁寧に解説します.また,言語モダリティ間の関係や日本語特有の「漢字・ひらがな・カタカナ」といった文字体系にも着目し,臨床で役立つ実践的な訓練方法も紹介します.
患者さん一人ひとりに寄り添った支援を後押しする,失語症のリハビリテーションに長年携わってきた著者らによる集大成の1冊です.
監修のことば 種村 純
はじめに 大塚裕一
監修者・著者紹介
第1部
語彙に関する基礎
〜言語情報処理モデルの用語も含めて考える〜
第1章
1 言語モダリティとは
2 語彙とは
3 語彙に関連する語
コラム1 語彙と意味記憶の関係ーカテゴリー化
4 語彙と言語情報処理モデル
コラム2 矢印の意味
コラム3 さまざまな用語
第2章
語彙の処理〜各言語モダリティの流れ(仮名1文字も含む)〜
A 語彙理解
1 聴理解
2 読解
B 語彙産生
1 呼称
コラム4 音韻の配列を考える
2 書称
コラム5 類音性錯書のメカニズム
コラム6 表記妥当性とは?
C その他
1 復唱
コラム7 復唱音響ルートは難しい?
コラム8 input とoutput
2 音読
コラム9 音読音韻ルートの音読では意味がわからない?
コラム10 音読ルートの障害
コラム11 漢字の読み方
コラム12 呼称と語彙ルートでの音読における, 語彙の抽出および音韻の抽出の違い(難易度)
3 書取
4 仮名1文字
第2部 語彙に関する臨床
第1章 各言語モダリティの比較〜問題点抽出〜
1 問題点の分析と言語モダリティ
第2章 語彙の評価
1 聴理解分析の方法
2 読解分析の方法
3 呼称分析の方法
4 書称分析の方法
5 まとめ
コラム13 SLTAとDEEP検査
第3章 語彙の訓練
1 訓練の考え方
A 語彙理解改善訓練
1 聴理解
2 読解
B 語彙産生改善訓練
1 発話
コラム14 復唱を訓練で使う場合
2 自発書字
コラム15 仮名単語も入力語彙辞書(文字系)や 出力語彙辞書(文字系)に存在する?
C その他の訓練
1 コロケーションを用いた訓練
第4章 症例の紹介
1 症例と訓練の実際
おわりに 宮本恵美
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