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フェイクニュースの生態系の表紙

フェイクニュースの生態系

藤代 裕之

出版社
青弓社
発売日
2021年09月07日頃
ISBN
9784787234971
レビュー
4.0(7件)
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あらすじ・内容紹介

フェイクニュースはどのように生まれ、広がるのか。選挙やコロナ禍のデマを事例に、ソーシャルメディア、ミドルメディア、マスメディアの相互作用によってフェイクニュースが生成・拡散するプロセスを実証的に分析し、汚染の連鎖を断ち切る道筋を指し示す。
はじめに 藤代裕之

第1部 構造

第1章 フェイクニュースとは何か 耳塚佳代
 1 フェイクはニュースを装っている
 2 古くて新しい問題
 3 政治家による恣意的な利用
 4 国際的な情報区分の整理
 5 「新奇性仮説」が拡散の原動力
 6 複雑な定義が示す汚染の深刻度

第2章 フェイクニュースはどのように生まれ、広がるのか 藤代裕之/川島浩誉
 1 フェイクがニュースになる
 2 国内のニュース生態系の特徴
 3 ミドルメディアが生成する
 4 ミドルメディアが拡散する
 5 フェイクニュース・パイプラインの発見
 6 ポータルサイトの無責任

第3章 汚染されたニュース生態系 藤代裕之
 1 メディアが汚染を引き起こす
 2 コロナの「デマ」が明らかにした「ズレ」
 3 新聞が担うフェイクニュース・パイプライン
 4 人々の関心に対応できず
 5 政府の介入に加担するメディアの失策
 6 「ズレ」が示す記事制作手法の課題

第2部 対抗

第4章 フェイクニュースは検証できるのか 藤代裕之
 1 わずか二件のフェイクニュース
 2 記者から懐疑的な声
 3 変容するニュース生態系
 4 揺らぐ選挙報道の「原則」
 5 ネットメディアとフェイクニュースの共通項
 6 誰のための検証か

第5章 ファクトチェックが汚染を引き起こす 藤代裕之
 1 岐路に立つファクトチェック
 2 攻撃に使われるファクトチェック
 3 記事が「武器化」を誘発
 4 隠れていた排外・反メディア
 5 なぜ汚染を引き起こすのか
 6 効果的なファクトチェックのために

第3部 未来

第6章 フェイクニュースのなかを生きる若者 藤代裕之
 1 フェイクを見たのは一一%
 2 検索したら目に入る
 3 ネガティブな経験が生む懐疑的な態度
 4 能動的なスキルを受動的と表現する
 5 見た/見ていないでメディア接触に差
 6 「フェイクを信じる若者」は本当か
 7 汚染のなかで生きる知恵

第7章 汚染とメディアリテラシー 耳塚佳代
 1 幅広い世代の問題
 2 メディアリテラシーの課題
 3 距離を置くことの大切さ
 4 批判的思考の危険性
 5 ジャーナリストも見抜けない
 6 リテラシーは無効化されている

第8章 新たなニュース生態系の確立に向けて 藤代裕之
 1 複合要因による生態系の汚染
 2 汚染の連鎖を断ち切る
 3 正しさへの希求から抜け出す


巻末資料 The commitments of the code of principles 耳塚佳代/藤代裕之訳

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