あらすじ・内容紹介
著者の高校物理未履修者向けの講義の経験を活かして書かれた、大学初年級向けの教科書。初学者への配慮から、まず観察事実を提示し、それを基本原理から理解する過程を飛躍を避けつつ懇切丁寧にやさしく解説している。また本書では、マクスウェル方程式の積分形による電磁気学の体系の理解と、それに基づいた応用力の養成を目指している。
2021年刊行の増補修訂版では、2019年に施行された国際単位系(SI)の改定に従って記述を修正した。また、旧版では付録として扱っていた「マクスウェル方程式の微分形」の記述をより丁寧にして章に格上げし、旧版にはなかった電磁波についての丁寧な解説の章を新たに設けた。さらに、付録に「ベクトル解析」「電磁気学の単位系」の話を新たに追加して、読者の学習の便を図った。
1.電場とクーロンの法則
2.数学的基礎 -微分・積分と立体角ー
3.ガウスの法則
4.静電場と電位
5.導体と静電場
6.定常電流と直流回路
7.誘電体と静電場
8.電流の周りの磁場
9.時間的に変化する場 -電磁誘導・変位電流密度ー
10.過渡現象と交流回路
11.物質の磁気的性質
12.電場・磁場のエネルギー
13.マクスウェル方程式の微分形
14.電磁波