あらすじ・内容紹介
◆第六詩集
『山姥の唄』からちょうど十年。九十歳になりました。
「土蜂の唄」(二十代)から始めて、独活・岩魚・秧鶏・山姥と続いた「唄(詩でも歌でもない)」シリーズの、これは六冊めです。
(あとがきより)
◆収録作品より
もし この純白のひと筆が
画面を引き締められれば
この絵はあなたの眼に
優しく映るかもしれない
もし このソ♯の三小節を
ピアニシモで歌い続けられれば
この一曲はあなたの胸に
明るく響くかもしれない
(「仮定形」より)