あらすじ・内容紹介
◇◆◇ 10歳からのみらい読本 ◇◆◇
「気になること」「好きなこと」を
深〜く掘り下げると、
そこは広い世界へとつながっている。
SDGs や多様性、AIとの共存など、
おとなたちもまだ体験していない
新しいセカイに漕ぎ出す
みんなと一緒に、
調べて、学んで、考えよう。
★ 10代の知りたいを1冊に
★ 脳が正しく働かなくなると
どんな変化が起こるのか。
★ 家族や周囲の人の対応や
脳を元気にするヒントなど
★ 脳のしくみからみえること
*おぼえるしくみ ×「忘れる」とは
*ニューロンの働き × 見当識障害とは
*変化や心の不安 × その人らしさ
*薬にできること × 最新の研究
◇◆◇ 著者からのコメント ◇◆◇
私の夫は認知症で、数年間介護を続け、
2025年に静かに見送りました。
私にはみなさんと同じくらいの年頃の孫がいるのですが、
「おじいちゃんは認知症でね。
認知症ってこういうものなんだよ」と、
本当はもっときちんと説明したかったなあ、
と今でも思っています。
でも、夫が生きている間は、時間にも心にも、
その余裕がありませんでした。
周りに認知症の人がいたり、
介護をしている家族がいたりする小学生も
いるかもしれません。
そういう子が心に抱くであろう、
「認知症って何だろう?」
「どうしてなるのかな?」
「認知症の人や介護している人に、
どんなふうにせっしたらいいのかな?」
というような疑問に、
ていねいに答えたいと思って、
この本を作りました。
認知症の本人も、介護している人も、
みなさんにゆっくり説明する余裕がないことがあります。
質問しても、うまく答えてもらえないかもしれません。
だからこそ、この本がみなさんの助けになれば
うれしいです。
また、今は身近に認知症の人がいなくても、
いつか出会うかもしれません。
その時のために、しっておいてほしいことも
たくさん書きました。
小学校高学年のみなさんなら、
きっと分かってくれると信じて、
少し難しい言葉もそのまま使っています。
分からないことがあったら、
おうちの人や先生に聞いてもいいし、
自分で調べてみるのもすてきです。
この本をきっかけに、認知症だけでなく、
脳のこと、人と人のつながり、家族、地域など、
知識の海をどんどん広げていってほしいと願いながら
書きました。
みなさんの未来に役立つものとなりますように。
おやのめぐみ