あらすじ・内容紹介
パンダの赤ちゃんを救う「命のミルク」研究開発の記録。
そもそも私は、動物が特別に好きというわけではなかった。
「白黒のクマが来た。どうしてあんな模様になったのかなあ」
と思う以上のことはなかったのだ。
なんで自分がこういう仕事をするようになったのか、今でもよくわからない。
依頼を受けて、パンダのミルクを作り、ゾウのミルクを作り、海獣のミルクにも携わって、気がついたら動物のミルク作りに35 年近くを費やしていた。
自分から望んだわけではない。
巡り合わせというのは、おもしろいものである。
ーー高津善太