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緩和IVRの表紙

緩和IVR

荒井保明

出版社
金芳堂
発売日
2026年09月24日頃
ISBN
9784765321167
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あらすじ・内容紹介

IVRは画像診断装置を用いて体内の状態を把握し、針やカテーテルを使って病巣を治療する方法で、多くは局所麻酔で短時間に行えるため、身体への負担が少ない点が特徴です。これは「弱った患者さんの苦痛を、少ない負担で早く和らげたい」という緩和医療のニーズにかなっています。

しかし、IVRの多くは緩和領域で十分に知られておらず、適応となりうる症状でもIVRが活用されないまま患者さんが苦しむ状況が少なくありません。

緩和患者さんの予後は一般に不良であり、IVRを行えるタイミングも限られており、現場の医療者が「IVRで何ができるか」を知っていることが極めて重要です。

緩和ケアの範囲を超える疼痛や不調の症状に対してどのようなIVRが緩和に役立つかを紹介し、緩和医療に携わる医療従事者ががん以外の病態や高齢者の在宅医療に応用できる治療についてもわかりやすくまとめています。
推薦のことば
本書の目的
執筆者一覧

フローチャート(病態別・症状別)

1 液体貯留
概要
胸水
1 細径チューブによるドレナージ
2 胸腔ー腹腔シャント
3 リンパ漏

心嚢液
4 心嚢ドレナージと心膜開窓術

腹水
5 細径チューブによるドレナージ
6 デンバーシャント
7 門脈閉塞に対するステント治療
8 門脈圧亢進症に対するTIPS
9 下大静脈症候群に対するステント治療
10 リンパ漏

膿瘍
11 膿瘍のドレナージ
12 膿瘍の内瘻化

2 消化管閉塞/経腸栄養
概要
1 経皮的胃瘻造設術(PRG/RIG)
2 経皮経食道胃管挿入術(PTEG)
3 腸瘻/消化管ステント

3 胆管炎/胆管閉塞
概要
1 経皮的ドレナージと胆管ステント

4 尿路系閉塞
概要
1 腎瘻造設と内瘻化(破綻例含む)
2 前立腺肥大に対する血管塞栓術(PAE)

5 疼痛
概要
背部痛(椎体痛)
1 骨セメント
2 疼痛に対するラジオ波凝固療法(RFA)

関節痛
3 経カテーテル微小動脈塞栓術(TAME)

腫瘍による疼痛
4 疼痛に対するラジオ波凝固療法(RFA)
5 疼痛に対する塞栓術
6 腹腔神経叢ブロック:内臓・腹腔・その他

骨盤部痛
7 骨盤内うっ血症候群に対する塞栓術

6 出血
概要
動脈性出血
1 動脈性出血に対する塞栓術

静脈性出血
2 静脈性出血に対する塞栓術

門亢症出血
3 門脈閉塞による出血に対するステント治療
4 門脈圧亢進症に対するTIPS

7 浮腫
概要
1 深部静脈血栓症による浮腫に対する治療
2 大静脈症候群による浮腫に対するステント治療

8 血管確保困難
概要
1 血管確保困難時における中心静脈カテーテル挿入と種々の経路
2 血管確保困難時におけるCVポート

9 IVR奏効例
1 多発嚢胞腎に対するIVR
2 腎機能廃絶のためのIVR
3 腫瘍による静脈塞栓により生じた顕著な上肢浮腫に対するIVR
4 1本のカテーテルにより両側腎をドレナージしたIVR
5 上腸間膜静脈、脾静脈の閉塞による消化管出血に対するIVR

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