あらすじ・内容紹介
学校でひととおり学んだはずが、いざ設計にとりかかるとわからないことばかり。木造には、誰も教えてくれない“現場の常識”があふれている。材料の寸法、飛び交う専門用語、骨組みが積み上がるしくみ、地震や風に耐える壁まで、つまずきやすい基本を失敗談も交えて解きほぐす。新人だった頃の自分に贈りたい一冊。
はじめに 教科書にも載っていない木造の常識がわからず苦労した話
◆1 木材についてのギモン
01 なぜ910mmみたいな半端な寸法で設計するのでしょうか?
02 柱・梁の寸法は105、120、180、210mmとなぜ30mm刻みなのでしょうか?
03 間柱、管柱って何ですか?そのサイズはどれくらいですか?
04 束、母屋、垂木って何ですか?そのサイズはいくつですか?
05 柱・梁材は、どのくらいの長さのものが流通していますか?
06 木材はどのように種類分けすることができますか?
07 木材のE○○-F○○の数字は何を表していますか?
08 どの部分にどの樹種を使用すればいいでしょうか?
09 木材の経年劣化は避けられないのでしょうか?
◆2 木と木のつなぎ目のギモン
10 木造の骨組はどのように組み上がっていきますか?
11 柱と梁はどのように接合されていますか?
12 小さな梁に大きな梁を架けることはできますか?
13 木造はピン接合ですか?剛接合ですか?
14 なぜ柱に金物が必要なのでしょうか?
15 柱の金物にはどのようなものがありますか?
コラム1 木造特有の専門用語がわからず、苦労した話
◆3 地震と風に耐える壁のギモン
16 地震力に抵抗しているのは、柱、梁、壁のうちどれですか?
17 耐震壁にはどのような種類がありますか?
18 壁の耐力が高ければ高いほど、耐震性能は上がるのでしょうか?
19 壁を釣合いよく配置するとはどういうことですか?
20 暴風に対して注意することは何ですか?
◆4 屋根と床のギモン
21 なぜ水平構面(床倍率)の計算が必要なのでしょうか?
22 床下地はどのような部材で構成されていますか?
23 屋根はどのような架構になっていますか?
24 吹抜けを計画する時に注意することは何ですか?
コラム2 工事現場で学ぼう
◆5 木造骨組についてのギモン
25 1階と2階の壁位置は、ずれていてもいいでしょうか?
26 バルコニーを設置する時に注意することは何ですか?
27 木造の庇はどのように設置しますか?
28 スキップフロアをつくる場合、注意することは何ですか?
29 力の流れとは何ですか?
30 スパン表を使ってみよう!
◆6 こんなデザインを実現したいへのギモン
31 大きな開口をつくりたい
32 軒や庇を薄くしたい
33 大空間をつくりたい
34 大スパンとばしたい
35 部分的に鉄筋ブレースや鉄骨柱を組み合わせたい
36 柱・梁をあらわしにしたい
37 勾配天井にしたい
38 外部に独立柱を設置したい
コラム3 意匠設計者VS構造設計者
◆7 設計で失敗したこと
39 庇のたわみには要注意
40 金物が設置できる箇所、できない箇所