あらすじ・内容紹介
その時、実際には何があったのか?
歴史の「穴」を検証する!
建前ではなく、本質がスッキリわかる!
・日本の天皇は、なぜ「キング」ではなく「エンペラー」なのか
・実は3セットある「三種の神器」の矛盾点
・「神仏分離」の誤認が「廃仏毀釈」へと発展
・なぜ、鎌倉時代に貨幣経済が日本で発達したのか
・「崇」「徳」……無念な最期を遂げた天皇に贈られた名前
・日本で軍事史の研究がタブー視されている理由
・「承久の乱の幕府軍は十九万人」が誤りである歴史人口学的な理由
・『吾妻鏡』に記されなかった源頼朝と上総介広常の死
・「色好み」として知られた和泉式部の奔放な恋愛模様
・資料がウソをつくことはあるのかーー 千利休がお金の無心!?
・なぜ光圀は、徳川家でありながら「勤皇思想」に傾いたのか…
【目次】
第1章 神話の世界 --科学的歴史の空白ーー
第2章「三種の神器」のナゾ --祈りの空白ーー
第3章 民衆はどこにいるか --文字史料の空白ーー
第4章 外交を再考する --国家間交流の空白ーー
第5章 戦いをマジメに科学する --軍事史の空白ーー
第6章 歴史学の帰納と演繹 --文献資料の空白ーー
第7章 日本史の恋愛事情 --女性史の空白ーー
第8章 資料がウソをつく --真相の空白ーー
第9章 先達への本当の敬意 --研究史の空白ーー
【著者紹介】
本郷和人(ほんごう かずと)
1960年、東京都生まれ。
東京大学史料編纂所教授。
専門は、日本中世政治史、古文書学。『大日本史料 第五編』の編纂を担当。
著書に『日本史のツボ』『承久の乱』(文春新書)、『軍事の日本史』(朝日新書)、『乱と変の日本史』(祥伝社新書)、『考える日本史』(河出新書)。監修に『東大教授がおしえる やばい日本史』(ダイヤモンド社)など多数。