ブクミル 本のレコメンド診断 | 選ぶだけで、読みたい本を知る。
修辞的思考の表紙

修辞的思考

香西 秀信

出版社
筑摩書房
発売日
2026年06月12日頃
ISBN
9784480513823
レビュー
0.0(2件)
楽天ブックスで見る(参考価格 1,320円) → Amazonで見る →

あらすじ・内容紹介

「《修辞的思考》は、《論理的思考》と対立するものでもなく、相互補完的なものでもない」。我々が何らかの言論に接するとき、その論理にそって分析をしがちだが、本書はそれ以外の説得要素「レトリック」に注目する。シェイクスピア『ジュリアス・シーザー』、ドストエフスキー『罪と罰』、中島敦『山月記』など有名作品を例にとり、各々の中でいかなる「説得力を得る方法」が展開されているのか、著者一流の鮮やかな手つきで、レトリック上の技巧に焦点を合わせて論じきる。 
解説 円城 塔
序文ー修辞的思考とは何か
第一話 そして誰も論理的でなくなった:シェイクスピア『ジュリアス・シーザー』
0 序論
1 「論理的」でなかったブルータス
2 アントニーが破壊しようとしたもの
3 遺言状を読まない理由
4 怒りは快楽である
第二話 逆説は通念に寄生する:ラ・ロシュフコー『マクシム』
0 序論
1 逆説は真実ではない
2 逆説は対義結合ではない
3 逆説は通念を負かさない
第三話 心の弱さと議論法:ドストエフスキー『罪と罰』
0 序論
1 第一の理論│「普通ならざる人」の権利
2 第二の理論│結果による正当化
3 なぜ理論は二つあるのか
4 ラスコーリニコフの弱さ
第四話 自己欺瞞の文法的特徴:中島敦『山月記』
0 序論
1 したことではなく、しなかったことを告白する李徴
2 緩叙法の奸計
第五話 屁理屈で取り戻した青春:伊藤整『青春について』
0 序論
1 「真の」青春のジレンマ
2 敗北者の青春論
3 誰も従わない
  
〈補〉 議論の型と論者の思想の関係について:R・ウィーバーの修辞理論の検討
あとがきにかえてー乳の代金を請求する母親
  
文庫版解説 機械の言葉、人間の言葉 円城塔

『修辞的思考』が好きな人には、こんな本

内容の近さをもとに、文芸から似た読み味の本を選んでいます。

あなたにハマる文芸を診断する

3つの質問にこたえるだけで、文芸からあなた好みの10冊をレコメンドします。