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福祉国家以後の世界の表紙

福祉国家以後の世界

トム・G・パーマー/石川雅俊

出版社
総合教育出版
発売日
2026年09月08日頃
ISBN
9784434382192
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あらすじ・内容紹介

本書は世界中の著名な政治経済学者による論文集です。
本書は、福祉国家が若者から自由や未来を奪い、経済停滞や莫大な債務危機を引き起こしている現状に対し、福祉国家の実態と「その後に何が来るべきか」を開かれた心で追及・考察するための論考集です。

一般に、福祉国家は「意図」のみで善なるものと捉えられがちですが、制度の評価において真に重要なのは、実際にもたらされた結果やインセンティブ構造を証拠に基づいて検証することです。現在の福祉国家システムは政治家による実現不可能な約束や市民同士の「相互略奪」を助長し、家族や地域社会が持っていた自発的な相互扶助の仕組みを損なってきた可能性があります。

本書は決定的な結論を一方的に提示するのではなく、歴史学・経済学・社会学・政治学などの多角的な知見を用い、読者自身の内省や研究を促すことを目的としています。福祉国家が内側から瓦解しつつある今、感情論や陰謀論を排し、この持続不可能なシステムの役割や限界、そして「福祉国家の次」を客観的に見極めるための手がかりを提供しています。

ーー トム・G・パーマー(はじめに より)
はじめに(トム・G・パーマー)
第1部 相互略奪と、持続不可能な約束
1.福祉国家の悲劇(トム・G・パーマー)
2.福祉国家はいかにしてイタリアの夢を沈めたのか(ピエルカミッロ・ファラスカ) 
3.ギリシャの教訓─福祉国家への警告(アリスティデス・ハツィス)
第2部 福祉国家の歴史ーそれは何を置き換えたのか
1.ビスマルクの遺産(トム・G・パーマー) 
2.相互扶助の進化 (デイヴィッド・グリーン)
3.社会福祉としての相互扶助─アメリカの友愛団体を事例に (デイヴィッド・ベイトー) 
第3部 福祉国家、金融危機、そして債務危機
1.ピラミッド・スキームとしての福祉国家(マイケル・タナー) 
2. 「手頃な住宅」への権利は─いかにして世界経済を崩壊させるバブルを生んだのか(ヨハン・ノルベリ)
第4部 貧困と福祉国家
1.貧困・道徳・自由(トム・G・パーマー)
訳者解説 福祉国家以後の世界〜日本への示唆〜 石川雅俊

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