ブクミル 本のレコメンド診断 | 選ぶだけで、読みたい本を知る。
存在のさみしさについての表紙

存在のさみしさについて

難波 優輝

出版社
創元社
発売日
2026年08月21日頃
ISBN
9784422130132
楽天ブックスで見る(参考価格 1,980円) → Amazonで見る →

あらすじ・内容紹介

この本は、さみしいを考える本だ。さみしいとは何なのだろう。さみしいことは悪いことなのだろうか。きっといいさみしさがあるのではないだろうか。どうしたらわるいさみしさから離れることができるのだろうか。
 私たちが生きているあいだ「さみしさ」から離れることはない。きっと、さみしいことは、そんなに悪いことではない。それに向き合うことができさえするならば。さみしさは、それにただ圧倒されるだけではなく、それをじっくりと味わうこともできるはずだ。
 その味わい方の可能性を、いろいろなさみしいものごとを見つめて、触ってみて、嗅いだり味わったりして、探求してみたい。
 さみしさといっしょにいるために、何ができるだろう。
(「はじめに」より)
序章 さみしいという存在のモード
存在のモード/ふだんづかいの「さみしさ」から/共有できなさ

第1章 清潔で明るい場所ーーヘミングウェイとパスタ
リミナルスペースーー誰かが来るかもしれない空間ーー/不確定さがもたらすざわめき/さみしさの無機質さ/「優しい味」とは?

第2章 マッチングアプリと愛せなさーー迂遠さと置き配 
愛はすべてさみしい?/私たちは「べき」ですれ違う/愛の市場化/迂遠な愛と置き配

第3章 旅すること、住まうことーースプートニクとキャラヴァン
旅の意味/可能性と不可能性/開いて閉じる

第4章 インターネットサーフィンーー掲示板と知らないファイル
知らない街をサーフする/観光的精神分析

第5章 雨のモイスチャーーー冷えと湿り気
雨的気分/湿り気と熱/雨の認識論

第6章 宇宙のイマージューー流星と液体
天文学的崇高/宇宙になる

第7章 夏のサウンドスケープーー蝉と花火
蝉とミューズ/夕焼けの放送/花火と真夏のピーク/鎮魂としての花火

第8章 魚たちのまなざしーー水族館とジオラマ
魚と目が合わない/水族館とガラス

第9章 ぬいぐるみの身体論ーーモノとイキモノ
ぬいぐるみとの間柄/人形の二重性/さみしさと笑い

第10章 機械のウェルビーイングーーミサイルとサイボーグ
人間がいなくなった後の世界/ミサイルのウェルビーイング

第11章 さよならの認識論ーー幸福と再会
さよならのエピステモロジー/もういない人を愛せる?/再会の難しさについて

第12章 悲しき玩具ーーコウメ太夫と私たち
人間の素材化/素材の条件

おわりに
あとがき
参考文献

『存在のさみしさについて』が好きな人には、こんな本

内容の近さをもとに、専門から似た読み味の本を選んでいます。

あなたにハマる専門を診断する

3つの質問にこたえるだけで、専門からあなた好みの10冊をレコメンドします。