あらすじ・内容紹介
人は、正しさだけでは動けない。
頭では分かっているのに、現実の場面になると同じ反応を繰り返してしまう。
その理由は、意志の弱さではない。
行動の前には感情があり、感情の前には「解釈」がある。
43年にわたり人と組織に向き合ってきた著者が、
変われない自分を責める前に見つめるべき“心の巡り”を解き明かす。
変わるとは、別人になることではない。
いつもの反応が生まれる手前に、問いを差し込めるようになること。
人は、出来事そのものではなく、
その出来事をどう受け取ったかに反応している。
「問いで拓く心の巡りカード」を通して、
自分の反応の奥にある解釈を映し出す。
自己理解、他者理解、相互理解を深め、
知識を行動に変えるための、新しい対話の実践書。
はじめに 分かっているのに、なぜ同じことを繰り返すのか
第一部 人は、知識だけでは変われない──行動の前にあるもの
第一章 なぜ、正しいことを知っていても行動できないのか
第二章 行動の前には感情がある
第三章 感情の前には解釈がある
第二部 解釈は、どこから生まれるのか──四つの入口で見る心の反応
第四章 人は同じ出来事を、違う入口から見ている
第五章 現実・本質・関係・構造──四つの入口
第六章 すれ違いは、性格ではなく解釈の違いから生まれる
第三部 変われない理由は、自分の中にある──自己理解とストレス反応
第七章 自分は、どの入口から世界を見ているのか
第八章 強みが裏返ると、人は同じ失敗を繰り返す
第九章 ストレス下で現れる、未成熟な反応
第四部 問いは、解釈を変える──心の巡りカードの役割
第十章 問いは、感情ではなく解釈に差し込まれる
第十一章 カードは、解釈を映す鏡である
第十二章 自己理解・他者理解・相互理解が行動を変える
第五部 知識を行動に変える──現場で使う問いの実践
第十三章 心理的安全性は、解釈を言葉にできる場から生まれる
第十四章 コンプライアンスを守る力は、違和感を言える関係にある
第十五章 if-thenで、問いを行動に変える
最終章 人は、問いによって変わっていく
あとがき
付録