あらすじ・内容紹介
苦痛は快楽である
“自意識”の中で世界を嗤う男
世間から社会的存在であることを否定された男は、「地下室」という、永遠の自意識の中に閉じ込もる。後の5大長編へとつながる重要作品であり、著者の思想が反映された主人公の苦 悩をリアルに描いた決定訳!
物語 ひきこもる“俺”
世間から軽蔑され虫けらのように扱われた男は、自分を笑った世間を笑い返すため、自意識という「地下室」に潜る。世の中を怒り、憎み、攻撃し、そして後悔の念からもがき苦しむ、 中年の元小官吏のモノローグ。
終わりのない絶望と戦う人間の姿が、ここにある。