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心はどこまで進化したのかの表紙

心はどこまで進化したのか

河田 雅圭

出版社
河出書房新社
発売日
2026年07月16日頃
ISBN
9784309632063
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あらすじ・内容紹介

ヒトという種の、いまもっとも確かな自己像が、まるごと収まっている。

「認知革命」(『サピエンス全史』)で止まっていませんか? それだけでは収まらない我々の心の来歴を、ゲノム研究、 神経科学、人類学、動物行動学の分野を超えて一望した贅沢な一冊。信頼の河田先生による、最新版のヒトの自己像。

──吉川浩満さん 推薦!

私たちの心は、なぜこれほど多様なのか?
不安も共感も攻撃性も、すべては進化の中で形づくられてきた。
本書では、脳と遺伝子、そして人類の歴史を手がかりに、心の個性が生まれた起源を辿っていく。
人間の心を特別なものとしてではなく、連続する進化の中でとらえ直すことで、未来への視界も開く、深い洞察に基づいた一冊。

目次

第1章 心とは何だろう
生まれつきの心の性質と遺伝はどう関係しているのか/不安が進化するとは/ほとんどの進化は偶然によって起こる/遺伝情報の変化と心の進化…etc.

第2章 心はいつ「人間らしく」なったのか
人類の600万年の歴史/心の進化を考古学的資料から推察する/石器の使用と心の働き/装飾品の出現と象徴的思考/現代的人間行動はいつ出現したのか

第3章 脳の進化が心を変えた
脳はどのように大きくなったのか/大脳の発達過程の変化/脳の拡大に伴って内部はどう変化したのか/神経伝達の進化/ヒト加速領域(HAR)と関連した遺伝子と脳の進化…etc.

第4章 人間の心を特別にしたもの
ヒトで特別に進化した認知能力とは/ヒトでは社会的認知能力がより向上しているのか/共感という心の働き/オキシトシンと共感の進化…etc.

第5章 なぜヒトは助け、そして攻撃するのか
向社会的行動と利他行動/ヒトの向社会的行動の特徴/向社会的行動に関わる心の機能の遺伝的基盤/攻撃性の進化/反応的攻撃性と能動的攻撃性/攻撃性の進化と自己家畜化…etc.

第6章 心の個性はどこから来るのか
心の多様性とは/性格の多様性はポジティブな影響をもたらすのか/地域によって性格や心理的な特徴に違いはあるのか/なぜ精神疾患は維持されているのか…etc.

第7章 心の進化はどこへ向かうのか
ヒト特有の心の働きはアフリカを出る前に獲得された/利他行動や協力行動はなぜ進化するのか/集団間の競争の激化がヒト特異的な向社会的行動を進化させた…etc.

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