あらすじ・内容紹介
川柳作家の柳本々々さんに、「現代川柳入門のほんをかいてみませんか?」と言ったら、ある日、お手紙が届きました。
川柳とは、きょうはじめて生まれたようにことばを話すこと、であり、きょうはじめて生まれたようにことばを聞くこと、であり、きょうはじめてこの星に来たようにことばを生きて感じること、です。
あなたがきょう死にたいとおもったとしても、川柳はあなたのてをひっぱって、この星につれもどします。ちがう、といって。
いくつもてがみをかきました。かなしいときも、うれしいときも、ねむるまえも、泣いた日も、てがみをかいていました。
川柳には、きょうをだいすきになるためのひんととひみつがたくさんつまっています。
これから、たくさんのてがみがあふれます。
あふれたてがみのあとで、また会いましょう。
(「はじめに」より)
柳本さんからのお手紙を読みながら、いろんなもののまわりを、一緒にうろうろしてみませんか?
※本書はnoteの連載をもとに制作しています。
※※※
かさまブックレットは「ふだん素通りしていることにちょっと近づいてみる」ための本です。
128ページ程度で読み切りやすい。
いろいろな文学や文化に触れるきっかけになればうれしいです。
【目 次】
やあこんにちはのまえがきてがみ
1通目 はじめからさようならのてがみ 光とソフトクリームとなぐられるやくそく
2通目 海苔で巻いたてがみ ソーセージ巻き巻きパンと未来と好きのしゅくだい
3通目 ぷりぷりしながらもやっぱり手をつなぐ、果てで
4通目 助手席でいつも星に着く
5通目 わたしたちはじょうずではないから星がいいよ
6通目 ずうっとぜんぶきらきらしている、キズも
7通目 いつもちいさな決死のゆうき、すき
8通目 なんでもすきになれるのうりょくをもっているの、ふしぎ
9通目 過去からみた未来かわいいよ、そうだね
10通目 横になって目つむりたいんだ
11通目 おべんとうにむずかしいことないよ、ごめんねとおなじくらい
12通目 えいえんにまちあわせしてるね、ね今もね
13通目 まるい旅
14通目 何なんだねおまえは
15通目 わたしはきみのかくものが読みたいしきみのことばが好き
16通目 なんかいもなんかいもたましいの係とさいごのやくそくする世界ね
17通目 めっちゃものすごいとげとげのケンカだ だけど、たぶん、いみはある
18通目 いつだって最終回
19通目 真夜中だからズルいしゅだんでつながってみるね
20通目 どうゆうこと?ってどう…