あらすじ・内容紹介
かつて白鳥だった私を、
日陰から連れ出してくれたのはーー。
子供の頃から19歳までモデルとして活躍していたイゾベラ。
しかし、若くして引退を決めて臨んだ最後の仕事で、悲劇は起こった!
猛毒が素肌に触れ、体に一生消えることのない醜い傷を負ったのだ。
今、イゾベラは体を覆い隠すぶかぶかの白衣と黒眼鏡の陰に隠れて、
ギリシア富豪アレクサンダーが設立した研究室で実験に明け暮れている。
独りの世界に没頭できる環境に心の安らぎを覚えていたある日、
この医学研究帝国を築いた雇い主アレクサンダーと初めて顔を合わせた。
長身で黒髪の彼は、知的で独裁的で愚か者に容赦がないという噂だ。
そんな彼に出張への同行を求められ、イザベラが緊張のあまり断ると、
彼は心を見透かすように告げた。「これは頼みじゃない、業務命令だ」
USAトゥデイのベストセラー作家で数々の受賞歴を誇るエイミー・アンドルーズ。大なり小なり誰しも身に覚えのある心の痛みや過去の傷を描き出し、最後にはときめきや希望に昇華させるスタイルが人気。初版タイトル『とらわれの楽園』を改題してお届けします。