あらすじ・内容紹介
「君が私の求婚を断れば、それで話は終わる」
公爵の傲慢なプロポーズに、令嬢はーー。
1年半前に舞踏会で初めて目にしてからというもの、
悪名高き公爵ダリウスに片想いしているアラベラ。
しかし、天使あるいは悪魔の美貌を持つ彼のほうは
こちらにまったく魅力を感じているそぶりを見せなかった。
ある日、兄の結婚披露宴で、アラベラはダリウスと言葉を交わすうち、
男性経験のなさをからかわれてついむきになり、
ひとけのない暗がりで彼の仕掛けたキスに身をゆだねた。
するとその場面を、社交界でも有名なうるさ型に目撃されてしまった!
断られることを明らかに期待して形だけ求婚してきたダリウスに、
アラベラは毅然と告げた。「私、このお話をお受けします」
尊大な公爵ヒーローと溌剌とした令嬢ヒロインの丁々発止の会話が楽しい、ロマンスの話巧者キャロル・モーティマーの名作をお贈りします。負けん気の強いアラベラはダリウスの花嫁となりますが、まさか初夜をすっぽかされることになるとは……!