あらすじ・内容紹介
贅沢な屋敷は、偽りの愛を閉じこめる檻。
愛しい男性は、私を利用したかっただけ……。
身寄りのない18歳のキャシーは、洗練をまとった
倍近く年上の実業家ダンに、電撃的に求婚された。
孤独だった彼女が手にした、夢のような新婚生活。
しかし、屋敷を頻繁に訪れるダンの美しいいとこ
ナタリーの存在が、幸せに暗い影を落とす。
睦まじく寄り添う二人を見ていると、
部外者のような疎外感に襲われるのだ。
そんな折、ナタリーが冷ややかにささやいた。
「あなたはただの隠れ蓑。彼が本当に愛しているのは私よ」
ああ、恐れていたことは真実だった。私はダンに愛されていない。
自分の思い上がりが恥ずかしくて、キャシーの胸は引き裂かれる。
大御所パトリシア・レイクらしい重厚な世界観をご堪能あれ! 豪華な舞台設定とは裏腹に、ヒロインが抱く「自分はここにいていいのか」という孤独や、愛への渇望をリアルに表現。都会的でクールなヒーローと、若く感受性豊かなヒロインが対照的に描かれます。