あらすじ・内容紹介
●蛋白分析を行う時,異常データの有無にいかに気づくか,さらに異常があった場合その原因を突き止め臨床サイドへ情報を提供することは臨床検査技師の技術力にかかっている.本書は,蛋白質解析・電気泳動分析におけるエキスパートである著者の豊富な経験に基づき,分析の基礎から病態解析の進め方について解りやすくまとめた.
●基礎編では,免疫グロブリンを中心にヒト血清蛋白質の性状と異常蛋白質の分析法について詳細に解説.また,随所に用語解説や知識を整理するためのコラムを挿入した.
●実例編では,実際にはどのような考え方で異常データの謎解きを進めていくか,「検索のポイント」を掲げ具体的な方向性を示している.
基礎編 発見のための基礎知識
第1章 血清蛋白質に関する基礎知識
第2章 血清蛋白質異常症の分析法
第3章 蛋白質の分離・精製法の基礎知識
実例編 異常データの謎解き
第1章 LDアノマリー
第2章 血清フルクトサミン測定に影響を及ぼすIgA型M蛋白
第3章 M蛋白量と免疫グロブリン濃度が乖離するIgA型M蛋白
第4章 血球算定に影響を及ぼすEDTAと反応するIgG型M蛋白
第5章 見逃されやすい異常蛋白質