あらすじ・内容紹介
幕府を支えた「最強の官僚たち」とは?
最後の瞬間まで徳川幕府を守り抜き、明治新政府に対抗した幕臣・小栗忠順をはじめ、幕末には勝海舟や山岡鉄舟ら、個性豊かな幕臣たちが歴史の表舞台に立った。彼らに象徴される「将軍を支えた官僚」の役割は、実は鎌倉幕府の成立以来、一貫して武家政権を支え続けてきたものであった。本書は「幕臣」という言葉が生まれる以前にまで遡り、大江広元、高師直、石田三成、荻原重秀ら、時代を動かした名だたる「幕僚」たちの実像に迫る。政策立案や行政実務、時には熾烈な権力闘争をも担った実務派の系譜を追うことで、従来の天下人や武将を中心とした史観とは一線を画す「もう一つの日本史」を鮮やかに浮かび上がらせる一冊である。
*以下、本書目次より抜粋
はじめに
第一章 鎌倉幕府 武士の世を創り、そして食いつくした官僚たち
第二章 室町幕府 「乱世」という混沌をシステムで回した男たち
第三章 織田・豊臣政権 天下人に殉じ、奉公を貫いた「過渡期」の忠義
第四章 江戸幕府 太平の世をシステムで構築し、財政を回したプロフェッショナル
第五章 幕末 国家滅亡の危機に立ち向かった、最後の「逆賊」たち
おわりに