ブクミル 本のレコメンド診断 | 選ぶだけで、読みたい本を知る。
ユダヤ人とユダヤ教の表紙

ユダヤ人とユダヤ教

市川 裕

出版社
岩波書店
発売日
2019年01月23日頃
ISBN
9784004317555
レビュー
★3.3(15件)
楽天ブックスで見る(参考価格 990円) → Amazonで見る →

あらすじ・内容紹介

啓典の民、離散の民、交易の民、さまざまな呼び名をもつユダヤの人びと。苦難の歩みのなか、深遠な精神文化を育む一方、世を渡る現実的な悟性を磨いてきた。歴史をたどりながら、その信仰、学問、社会、文化を知る。
はじめに


序 章 ユダヤ人とは誰か
 ポーランドにて/「真正のユダヤ人」


第1章 歴史から見る

第1節 古代のユダヤ人たち
 イエスの出現をどう捉えるか/賢者輩出の時代/啓示法の宗教
第2節 イスラム世界からヨーロッパへ
 忘れられた歴史を補う/イスラムとともに/啓典の民/地中海社会での繁栄/アルプスを越えて/スファラディとアシュケナジ/レコンキスタとスペイン追放/新キリスト教徒の再改宗/安住の地ポーランド/シュテットルの生活
第3節 国民国家のなかで
 メンデルスゾーン/フランス革命の衝撃/われわれは何者か?/ポグロムの恐怖/アウシュヴィッツへ/世界帝国の興亡とユダヤ人/「ユダヤ人」という選択肢


第2章 信仰から見る

第1節 ラビ・ユダヤ教
 ユダヤ教は宗教なのか/ユダイズムとユダヤ教/ユダイズムとは何か/持ち運びのできる国家/二重のトーラー/ラビたちの決断
第2節 ユダヤ教の根本原則
 トーラーに従って生きる/神殿の供犠/シナゴーグの礼拝/シュマアの朗読/十八祈禱文,十戒,六一三戒
第3節 神の時間秩序
 安息日/一年のサイクル/一生のサイクル/祈りの生活/制度化された断食
第4節 「宗教」としてのユダヤ教
 東欧における神秘主義の浸透/近代のユダヤ教再定義/世俗化したユダヤ人と民族主義/二つの定義・三つの集団


第3章 学問から見る

第1節 タルムードの学問
 トーラーの学習/イェシヴァ/タルムードの普及/タルムードのテキスト
第2節 論争と対話
 師匠への奉仕/モーセに基づかせる/矛盾をぶつけることの真意/ラビたちの議論
第3節 ユダヤ哲学
 ギリシア哲学による挑戦/イスラム世界のギリシア哲学/哲学者マイモニデス/律法典の形成/『シュルハン・アルーフ』による統合
第4節 ユダヤ精神の探究
 東欧の肥沃な精神世界/ヴォロジンのイェシヴァ/エリ・ヴィーゼルと二人の師/学ぶことは生きること/正真正銘のラビとの出会い/世俗教育との両立


第4章 社会から見る

第1節 ユダヤ人の経済活動
 商業と金融の民/利子取得の正当化/マルクスの主張/利子取得の二重基準/ロスチャイルド家
第2節 ユダヤ人の人生の目標
 神に選ばれた民/ノアの七戒と十の心得/慈善と慈しみの行い/施しの八段階
第3節 近代メシア論
 二つのメシア論/シオニズム/離散ユダヤ人は捕囚民か/ユダヤ的百家争鳴
第4節 ユダヤ社会の現実
 ヘブライ語の蘇生/混合婚をめぐる議論/二極分化するユダヤ社会/イスラエル社会の現実/イスラエル国家のゆくえ/棄民の視点から



文献解題
 歴史について/ユダヤ教について/ユダヤの宗教思想について/ユダヤ思想史について/トーラー註解について/タルムードについて/ユダヤ百科事典『ジュダイカ』


あとがき

『ユダヤ人とユダヤ教』が好きな人には、こんな本

内容の近さをもとに、専門から似た読み味の本を選んでいます。

あなたにハマる専門を診断する

3つの質問にこたえるだけで、専門からあなた好みの10冊をレコメンドします。