あらすじ・内容紹介
はじめに
1 戦争法の成立と展開
1 正戦論から無差別戦争観へ
2 捕虜保護の思想ーーフランス革命とアメリカ南北戦争
3 囚われたナポレオンの処遇ーーセント・ヘレナへの幽閉理由
4 戦争行為の規制がはじまる
5 戦争法の思想と限界
2 あらたな戦争犯罪観の模索ーー第一次大戦の衝撃
1 第一次大戦と戦争手段・形態の変化
2 平和予備会議の報告ーー世界大戦の責任について
3 ヴェルサイユ平和条約における刑罰規定
4 カイゼルの刑事責任をめぐる議論
5 国際連盟と戦争観念の転換
3 国際軍事裁判で裁かれたものーー「ニュルンベルグ裁判」と「東京裁判」
1 史上初めての国際軍事裁判
2 「平和に対する罪」の定式化
3 通例の戦争犯罪をめぐって
4 「人道に対する罪」の形成
4 定式化への努力ーー国連システム下の戦争犯罪概念
1 国連時代における戦争犯罪概念の展開
2 ジェノサイド条約の成立
3 国際人道法の「重大な違反行為」
5 個人責任をめぐる議論
1 戦争犯罪の責任を誰が負うべきか
2 コマンド(指揮・命令)責任
3 上官命令の抗弁
4 認識と恐怖
6 国際刑事裁判所の試み
1 戦争犯罪観の転換と処罰制度の展開
2 国内裁判所の普遍的管轄権
3 国際刑事裁判所の設置問題
4 旧ユーゴ国際刑事裁判所の設置
5 国際刑事裁判所規程草案
終章ーーのこされた課題
あとがき