あらすじ・内容紹介
老人と青年の対話の形で書かれたマーク・トウェイン晩年の著作。人生に幻滅している老人は、青年に向かって、人間の自由意志を否定し、人間は完全に環境に支配されながら自己中心の欲望で動く機械にすぎないことを論証する。人間社会の理想と、現実の利己心とを対比させつつペシミスティックな人間観で読者をひきつけてゆく。
一 人間即機械・人間の価値
二 人間唯一の衝動──みずからの裁可を求めること
ある小さな挿話
三 その例証
同じくほかの実例
四 訓練、教育
戒 め
ある挿話
五 再説人間機械論
ふたたび人間機械論について
それから数日後
思考ということ
六 本能と思想
自由意志
価値は二に非ず、唯一なり
困難な問題
主 情 念
結 論
あとがき
注