あらすじ・内容紹介
表題の「ユートピア」とは「どこにも無い」という意味のトマス・モア(一四七八ー一五三五)の造語である。モアが描き出したこの理想国は自由と規律をかねそなえた共和国で、国民は人間の自然な姿を愛し「戦争でえられた名誉ほど不名誉なものはない」と考えている。社会思想史上の第一級の古典であるだけでなく、読物としても十分に面白い。
はしがき
第一巻 国家の最善の状態についてのラファエル・ヒスロデイの物語
第二巻
第一章 国家の最善の状態についてのラファエル・ヒスロデイの話。ユートピアの叙述、ならびに同島のよき政治、よき法律制度についての詳細なる解明を含む
第二章 都市、特にアモーロート市について
第三章 役人について
第四章 知識、技術および職業について
第五章 彼らの生活と交際について
第六章 彼らの旅行、および巧みに説かれ、賢く論ぜられたことども
第七章 奴隷、病人、結婚その他
第八章 戦争について
第九章 ユートピアの諸宗教について
トマス・モアよりピータ・ジャイルズへの手紙
解 説
註