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「はやぶさ2」は何を持ち帰ったのかの表紙

「はやぶさ2」は何を持ち帰ったのか

橘 省吾

出版社
岩波書店
発売日
2024年02月22日頃
ISBN
9784000297240
レビュー
★3.5(5件)
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あらすじ・内容紹介

小惑星リュウグウに着陸し、試料の入ったカプセルを地球にもたらした探査機「はやぶさ2」。リュウグウの石は、実に様々なことを語ってくれる。この小惑星と太陽系の歴史。海や生命の材料は地球の外にありえたのか。採取装置の開発を担当し、持ち帰られた試料の初期分析を統括した著者が、リュウグウ試料分析の成果を語る。
 はじめに

1 なぜ、地球の外へ
 はじまりは月の石
 太陽・彗星から持ち帰る
 「はやぶさ」、小惑星に挑戦
 サンプルは雄弁
 同位体が語ること
 ちょうどよく中途半端

2 「はやぶさ」から「はやぶさ2」へ
 小さいことはいいことだ
 隕石から知る太陽系
 炭素質コンドライト
 隕石の故郷はどこか?
 わからないから、取りに行く
 目的地を決める
 石とり係になる
 旅立ったサンプラー

3 リュウグウへ到達、そして帰還
 「そろばん玉」の理由
 水の痕跡
 タッチダウンに向けて
 発射された弾丸
 人工クレーター、そして2回目の成功
 舞い上がった花吹雪
 カプセルを出迎える
 何かが入っている!
 真っ黒な粒子
 ありふれた石

4 生まれたての太陽系からの声──リュウグウの石を分析する
 太陽を固めたような隕石
 リュウグウも太陽の石
 水との反応の記憶
 リュウグウ城は温泉の中?
 液体の水の中で
 残っていた温泉水
 先輩は方解石
 磁性鉱物ジッコさん
 残っていた磁場
 キャスティングボート
 生き残った塵
 無視のできない第三勢力
 ガスを持ち帰る
 ガスを逃がさない!
 気体は期待どおりに
 石の中の気体も語る
 宇宙風化
 見た目が変わる理由
 リュウグウも風化する?
 リュウグウがまとうヴェール

 コラム◎弾丸発射の証拠
 コラム◎おまけのQ粒子

5 生命の材料はどこから──リュウグウの有機物を追う
 生命の起源と「はやぶさ2」
 リュウグウスープの味は?
 宇宙からのアミノ酸
 自然はときに間違える
 ビタミンと生命
 リュウグウにも核酸塩基とビタミン
 生命のもとは宇宙で準備?
 星のゆりかご
 分子雲の記憶──固体有機物も語る
 リュウグウのケロジェン
 窒素を失った?
 ほどくと生命の材料に?

エピローグ──リュウグウと太陽系の46億年
 太陽系の原点
 遠方からの旅人
 生命材料の準備
 リュウグウの営みはつづく
 「はじまり」の理解のはじまり

 おわりに
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