あらすじ・内容紹介
古今東西の典籍を渉猟し、自在に紡いだ民俗誌である『十二支考』。無類の学術的価値とエンターテイメント性を備えながら、現代の読者には敷居の高いその大著を、熊楠研究の第一人者が平易な解説と口語訳で解きほぐす。熊楠の想い描いた動物世界へと読者を案内する、魅惑のガイドブック。新発見「牛の回」の腹稿の考察も必読!
はじめに
序 章 「十二支考」を現代語訳する
第1章 「虎」の回を読むーー「名」をめぐる熊楠の思想
第2章 「竜」の回を読むーーすべての「迷信」には何らかの根拠がある
第3章 「ウサギ」の回と「ヘビ」の回を読むーー「トーテミズム」「邪視」から多自然主義へ
第4章 「馬」の回、「サル」の回、「イノシシ」の回を読むーー動物の知性について
第5章 「ヒツジ」の回、「ニワトリ」の回、「犬」の回、「ネズミ」の回を読むーー説話・フォークロアの愉楽
終 章 「十二支考」のテーマは何なのか
参考文献など
あとがき
索 引